当会は、「路面電車を活かした街づくり」を目的に平成4年12月に発足・平成5年1月から活動を始めました。路面電車を愛好し、電車を通してその特性、見識を極めて、現在の交通システムの中での活性を見いだすと共に、電車沿線の活性化を促進し、公共交通機関のひとつとしての有効性と乗る側の研究をしつつ、併せて会員相互の親睦を深める活動を行っています。目的達成に向けて、行政・事業者などと共に連携できる講演会・勉強会・研究会等の開催、利用促進に向けての広報ならびに事業を行ってきました。


これまでの主な取り組み

H.5〜
H.10頃まで
土電の情報を全国に向けて情報発信。マスコミとの連携で外国電車、ビアホール電車(現在はおきゃく電車)、花電車などをPRする。また建設省(国土交通省)主催のパークアンドライド実験・講演会・パネルディスカッションに講師として呼ばれる。その他高知県・高知市の政策にも参加協力する。
H.11 2000型への機器流用のため廃車予定の218号車を、県民に呼びかけカンパで登場時のツーマン塗装(深緑色)に戻し、当会主催でお別れセレモニーを実施する。廃車後、車体を平成12年に高知市のわんぱーく高知で保存する。
H.12〜H.16 高知県政策総合研究所が主催する「都市イベント企画会議」のメンバーとして、ユニバーサルデザインのシンポジウム運営に参加。
(政策総研は、橋本大二郎高知県知事から設立されたシンクタンク)
H.13 当会主催で、「県民みんなで考えよう 高知のくらしと公共交通」シンポジウムを開催し、国・県・高知市に提言書を提出。
(超低床車両導入・高知駅前路線延長・運賃収受方法などが実際に取り入れられた。)
JR高知駅前への乗り入れ延長に合わせて、3月31日に旧電停のお別れセレモニーを当会主催で、最終電車出発に合わせて実施する。夜間にも関わらず大勢の市民が駆けつけて「明日があるさ」を合唱して見送る。翌4月1日には、新電停のJR駅乗り入れセレモニーにも参加。
インターネット博覧会 高知県パビリオン路面電車部会を担当
土電車庫内での体験運転会やイベント案を企画。
H.14 超低床式車両「ハートラム」の導入イベントならびに、旧カルダン電車501号のお別れセレモニーを開催。
H.16 全国路面電車サミットを高知市で開催
全国から大勢の方々がかけつけて交流する。合わせて、土電開業100周年のイベントも年間を通して行い、外国電車のパレードも行う。
H.17 山口県山陽電気軌道から譲渡された702号を、全国に呼びかけカンパで山口時代の塗装に復元、「ふくふく下関号」と命名して2年間運行する。塗装復元が全国へ報道されたことで、元山陽電気軌道に関わった人たちとの交流も行われた。
H.18 「土佐電鉄(とでん)が走る街今昔」を JTBパブリッシングより出版。
H.19 伊野線新設電停「北内」駅開業セレモニーを当会主催で実施。
H.22 「土佐・龍馬であい博」に関連して1年間、外国電車・維新号のおもてなし車掌を担当、運行に協力。
H.24 フィギュアの海洋堂、路面電車利用促進協議会(高知県・高知市・南国市・いの町)、土佐電鉄の協力を得て、当会主催の「よさこい手づくりホビー電車」を運行。平成12年10月より2年間運行予定。これは、園児の塗り絵、小学生が製作したジオラマや海洋堂のフィギュアを電車内に展示し、土電沿線の中・高校生が車体のペイントや装飾を行い、文字通り手づくりでホビー電車を運行するもの。
イルミネーション電車運行。
H.25 イルミネーション電車運行。
H.26 『高知を走ったドイツ電車』写真展開催。
イルミネーション電車運行。
H.27 とさでん交通の協力のもと、旧・土佐電鉄の電車に塗装されていた金太郎塗りを会員の塗装により復刻。信鈴も鳴らせるように調整した。高知に路面電車が走り始めて111周年を記念し、1月11日11時11分にお披露目出発。
高知市立自由民権記念館・指定管理者(株)土佐電ビルサービス主催「路面電車が走る街・高知 写真パネル展」に協力。
内装電車、イルミネーション電車運行。
H.28 とさでん交通の協力のもと、金太郎電車、内装電車、イルミネーション電車運行。
H.29 とさでん交通の協力のもと、金太郎電車、内装電車、イルミネーション電車運行。
オリジナルフレーム切手「路面電車の走るまち」写真提供で協力。
H.30 とさでん交通の協力のもと、金太郎電車、内装電車、イルミネーション電車運行、「一絃琴live in 維新号」開催。
いの町紙の博物館・とさでん交通主催「高知の産業発展に尽くしてきた電車展T」、「高知の産業発展に尽くしてきた電車展U」、「高知の産業発展に尽くしてきた電車展V」に協力。 とさでん交通主催「一絃琴Live in 外国電車」協力。
以上のほか、例年、「電車の日のイベント」(主催:とさでん交通)協力。
H.25より交通安全ひろば(主催:交通安全ひろば実行委)協力


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